ロックにこんにちは。みなさんは、ビジュアル系の音楽をいつも楽しんでいますか。
L’Arc〜en〜Cielは1991年に結成されて以降、メンバーの個性を活かして、音楽史の記録に残るような売り上げを達成して、ライブを行ってきたバンドです。
このバンドのドラマーだったSakuraは1997年に脱退します。脱退した理由は何だったのでしょうか。また、現在は何をしているのでしょうか。
今回はそんなSakuraの脱退理由や現在をプロフィールと合わせてご紹介します。
Sakuraの現在
Sakuraは現在、さまざまなバンドに所属してドラムを叩いています。
2010年からRayflower (レイフラワー)2012年からZIGZO(ジグゾー)、THE MADCAP LAUGHS(ザマッドキャップラフズ)、2016年からはgibkiy gibkiy gibkiy(ギブキギブキギブキ)のドラマーとして活動しています。
Rayflower
Rayflowerはポップと激しい音楽の両方を演奏できるバンドです。2010年から2020年まで6枚のシングルと4枚のアルバムをリリースしています。
メンバー全員が1970年前後に生まれていますが、老いを感じさせないビジュアル系バンドです。
現在では大都市圏を中心としたライブハウスで精力的に活動しています。
ZIGZO
ZIGZOは元MALICE MIZERのTETSU、BY-SEXUALのRYOとDEN、そしてL’Arc〜en〜CielのSakuraという豪華なメンバーで1998年に結成されたバンドです。2002年解散の10年後に再結成しました。
再結成後はシングル1枚とアルバム2枚をリリースしています。エネルギッシュな楽曲が魅力です。パンクのような疾走感溢れる曲が魅力です。
現在でもライブ活動を中心に精力的に活動しています。
THE MADCAP LAUGHS
THE MADCAP LAUGHSは3ピースバンドです。ギターボーカルにaie(アイエ)、ベースボーカルに清、ドラムにSakuraというメンバー構成です。
インディーズ路線で活動しているのか、キャパの少ないライブハウスでライブを行っています。ギターボーカルのaieの声がアクセントになっていて、聞き応えののあるバンドです。
gibkiy gibkiy gibkiy
gibkiy gibkiy gibkiyは、highfashionparalyze(ハイファッションパラライズ)という名前で2010年に結成されたバンドです。2016年にgibkiy gibkiy gibkiyと名前を変えて再始動し始めたバンドでもあります。
メンバーは4人です。ボーカルは元Merry Go Roundのkazuma、ギターはdeadmanのaie、ベースは元蜉蝣のkazu、そしてドラムのSakuraです。
このバンド一言で表すと、1990年代のビジュアル系です。最近のビジュアル系みたいにポップな要素があまりありません。
この曲を聞けば大体の雰囲気が分かります。
Sakuraの脱退理由について
ネット上や表向きは「音楽性の違い」でSakuraは脱退したということになっています。しかし、1997年2月24日にSakuraは覚せい剤取締法違反で現行犯逮捕されたことによって脱退したという見方の方が有力です。
L’Arc~en~Cielは前年の1996年には、「flower」「Lies and Truth」を発売して、1997年の1月には日本武道館でライブを成功させています。これからヒット街道を行くという矢先に事件が起こりました。
当時はネットも今ほど発達していなかったので、事件の第一報を伝えたのは読売新聞でした。事件から2週間近く経った3月11日に報道されます。
事件の影響は大きく、夏前に発売予定だったニューシングルのレコーディングが延期になったり、野外ライブイベントへの出演が中止になったりしました。
その後保釈されたSakuraが3月29日にメンバーと会合をします。それから約1ヶ月後の4月18日にメンバーのコメントが発表されます。
L’Arc~en~Cielはその後も活動休止を余儀なくされ、10月17日にようやくシングル「虹」をリリースして表舞台に復活します。それで11月4日に正式にSakuraが脱退したという事件の経緯です。
ちなみに1998年1月1に現ドラマーのyukihiroが加入しました。
Sakuraのプロフィール
Sakuraの基本情報
名前 | Sakura、櫻澤 泰徳 |
---|---|
担当 | ドラム |
愛称 | やっちゃん |
本名 | 櫻澤 泰徳(さくらざわやすのり) |
生年月日 | 1969年11月20日 |
血液型 | A型 |
身長 | 171cm |
出身地 | 東京都練馬区桜台 |
性格 | 頭がいい |
好きなもの | たらこ |
嫌いなもの | 情報なし |
所属事務所 | 現在フリー |
家族構成 | 兄、姉がいる |
影響を受けたアーティスト | ビルブラッフォードなど |
Sakuraの生年月日は1969年11月20日で年齢は53歳です。血液型はA型です。
本名は「櫻澤 泰徳(さくらざわやすのり)」で、名字の一部を取ってSakuraと名付けているのが分かります。それでファンからは「やっちゃん」と呼ばれていました。これは本名の「やすのり」から来ているようですね。
ちなみに、ソロ活動の時は本名の櫻澤 泰徳を名乗っています。
SakuraのSNS情報
SakuraはMyspace、Twitter、Facebook、Instagramをやっています。
この中ではTwitterがおすすめです。最近ではあまり自分に関する呟きをしていませんが、さかのぼってツイートを見てみると、プライベートな投稿もしています。
また、Sakuraの公式サイトでは、最新の情報が確認できます。さらに、ドラムのレッスンの申し込みも可能です。
バンド経歴
- DIE-KÜSSE (Sakura)
- The HAREM Q(Sakura)
- L’Arc~en~Ciel (Sakura)
- ZIGZO (Sakura)
- SONS OF ALL PUSSYS (Sakura)
- Lion Heads (Sakura)
- Rayflower
- ZIGZO (Sakura)※再結成
- gibkiy gibkiy gibkiy(Sakura)
Sakuraのバンドの経歴はこのようになっています。
生い立ちからL’Arc~en~Ciel脱退まで
Sakuraは東京都練馬区桜台にて3人兄妹の末っ子として生まれます。L’Arc~en~Cielはメンバーがほぼ関西ですが、関東勢でした。
正確な時期は不明ですが、「簡単そうだ」という理由でドラムを始めました。ビジュアル系の人の中でも「簡単そう」という理由で担当楽器を始めることも多くいますね。the GazettE(ガゼット)のれいたなども似た理由です。
SakuraはDIE-KÜSSE (ディキューセ)、The HAREM Q(ザハーレムQ)というバンドなどでセッションを中心に活動していました。L’Arc~en~Ciel加入以前の1993年まではこれらのバンドでドラムを叩いていました。
そして、1992年12月30日にL’Arc~en~Cielではドラム担当だったperoが脱退します。そこでベースのtetsuyaがSakuraをL’Arc~en~Cielに誘い、ドラム担当として活動が始まります。
また、その頃にはボーカルのhydeやギターのkenといった現メンバーも在籍していました。その後、Sakuraは1997年に覚せい剤で逮捕されて脱退してしまいます。そして、その代わりに新ドラマーのyukihiroが加入します。
その後、Sakuraはサポートなどソロとして活動します。時にはサポートとしてバンドに加入したり、バンドを結成したりしていました。
Sakuraの音楽性
ドラム
Sakuraのドラム演奏はオールマイティです。特定のバンドに属さずにサポートなどを繰り返していると、自分流のドラムはなかなかできません。ひとつのバンドならドラマーのクセが味になる時がありますが、サポートだとそれを出すのも厳しいです。
その結果、なんでもできるドラムと言えるでしょう。それでも存在感のある重みのある音を出しています。
L’Arc~en~Ciel在籍時は、演奏中にタバコを吸っていることがありました。ちなみにガラムメンソール、セブンスターを吸っていたようですが現在は電子タバコです。
また、かなりドラムの音作りにこだわっています。機材を調整することで微妙な音の響きや周波数まで気にしています。ドラムに対しての熱は相当です。
L’Arc~en~Ciel在籍時は、flowerなどの曲でドラムを担当していました。
その他には、このような楽曲で演奏しています。
- 夏の憂鬱[time to say good-bye]
- Vivid Colors
- Flood of tears
- Dune
使用機材
Sakuraの使用機材は以下の通りです。
- Pearlのカスタムドラムセット
- TOSHI NAGAIモデルのスネアドラム
SakuraはPearl(パール)のカスタムドラムセットを使用しています。Pearl(パール)というブランドは多くのミュージシャンが使っているので、スタンダードなブランドです。しかし、カスタムをしているので自分好みにしています。
作曲
L’Arc~en~Cielの曲の中にSakuraが作曲した曲もあります。しかし、Sakuraが作曲した曲は、L’Arc~en~Cielで「Inner Core(インナーコア)」という楽曲のみです。
この曲は1994年7月14日発売の2ndアルバム「Tierra」に収録されています。
Sakuraのソロ活動
L’Arc~en~Ciel脱退から2010年まで
1998年にロックバンドFAME(フェイム)にサポートドラマーとして参加します。同年、ZIGZO(ジグゾ)というバンドを結成します。
ZIGZOは元MALICE MIZER(マリスミゼル)のTETSU(Vo)、元BY-SEXUAL(バイセクシャル)のRYO(G)とDEN(Ba)がメンバーでした。ZIGZOは2002年に一度解散します。
2002年11月26日には、SONS OF ALL PUSSYS(サンズ オブ オール プッシーズ)を結成します。L’Arc~en~CielのKenが中心になって結成された3ピースバンドです。
ちょうどL’Arc~en~Cielが活動を休止しており、その時にSakuraとkenが語り合ったことからバンドがスタートします。なお、他のメンバーにはL’Arc~en~CielのMVに出ていたモデルのEinがいました。2006年まで活動しました。
一方、2000年頃から同時並行でSakuraはプロデューサー業も行います。MUCC(ムック)やSID(シド)のプロデューサーを務めました。また、サポートドラムとしてはGACKTや倖田來未と一緒に活動しています。
その他、コラボや楽曲制作に携わった人はこちらです。
2006年にはLion Heads (ライオンヘッズ)というバンドを結成しますが、この時Sakuraの担当はギターでした。マルチプレイヤーですね。
2009年にはDEAD ENDのMORRIEのバンドである、Creature Creature(クリーチャークリーチャー)で固定サポートメンバーとして活動を始めます。
2010年から現在まで
2010年からSOPHIAの都啓一(みやこけいいち)を中心にRayflower(レイフラワー)を結成します。
2012年にZIGZO(ジグゾー)を再結成します。2011年のSakuraのバースデーイベントで再結成が発表されました。また、同年にTHE MADCAP LAUGHS(ザマッドキャップラフズ)というロックバンドを結成します。
2016年にgibkiy gibkiy gibkiy(ギブキギブキギブキ)というダークな雰囲気のロックバンドを結成して活動しています。
現在では、2010年から結成した4バンドをメインの活動としています。
Sakuraのプライベート
ラッパーに慕われている
Sakuraは練馬出身です。練馬といえば、「練マザファッカー」のD.O(ディーオー)がいます。D.Oの自伝を読むと、Sakuraが出てきます。小学生のD.Oが庭掃除や草むしりを手伝っていた家がSakuraの実家だそうです。
D.OはSakuraのことをタバコを吸いながら楽器を弾く長髪のお兄ちゃんだったと語っています。
パソコンはMacintoshを愛用
SakuraはMacintosh(マッキントッシュ)のパソコンを使用しています。そのため、Windowsの使い方が分からないとトークで答えていました。やっぱりクリエイターですので、マック派なんですね。
交友関係
SIDのプロデューサーをやっているSakuraですが、メンバーとの仲もいいです。SIDのメンバーとサシ飲みすることもあり、特にドラムのゆうやとは同じドラマー同士交流が深いそうです。
さくらさんとてつさん!
ビクビクしながら飲んでます。笑
でも、ほんとにいい先輩。 pic.twitter.com/kvjeIusYmY— シド ゆうや (@official_yuya) January 15, 2015
Sakuraの愛用ブランド
Sakuraが愛用しているブランドは以下の通りです。
- Nil:GRAVE
Nil:GRAVE (ニルグレイブ)はアクセサリーブランドです。ドクロなどゴツいデザインが特徴的です。Sakuraはこのブランドとコラボしてアクセサリーを出していました。ゴツめ系のアクセサリーが好きなのではないでしょうか。
Sakuraのすっぴん画像はある?
Googleで「桜澤 泰徳」等で調べると、Sakuraのすっぴん画像を確認できます。現在ではほぼメイクしていません。
一方でSakuraがいた頃のL’Arc~en~ielの画像を検索してみると、メイクをしていたSakuraの写真を見ることができます。
Sakura恋愛事情について
彼女がいる?結婚は?
さて、最後にファンのみなさんが気になる恋愛事情について調べてみましょう。Sakuraの彼女や結婚に関する情報はないようです。しかしながら、Facebookの交際関係を見てみると、結婚していることが分かります。
L’Arc~en~Cielのメンバーも結婚しているくらいなのでSakuraも結婚して当然ですね。
まとめ
今回は元L’Arc~en~CielのSakuraについてご紹介しました。謎めいている雰囲気ですが、プライベートの情報も意外と開示されています。知れば知るほど素敵ですね。
ぜひ、参考にしてみてください。