ロックにこんにちは。みなさんは、ビジュアル系の音楽をいつも楽しんでいますか。
今回は不変に美しいボーカリスト、BUCK-TICK(バクチク)の櫻井敦司(さくらいあつし)についてご紹介します。
櫻井敦司のプロフィール
櫻井敦司の基本情報
名前 | 櫻井敦司 |
---|---|
担当 | ボーカル |
愛称 | あっちゃん |
本名 | 櫻井敦司(さくらいあつし) |
生年月日 | 1966年3月7日 |
血液型 | O型 |
身長 | 177cm |
出身地 | 群馬県藤岡市 |
性格 | 控えめだけど優しい |
好きなもの | 寿司、イタリアン、ソバ、カレー、トリュフ、酒 |
嫌いなもの | 貝類 |
所属事務所 | BANKER |
家族構成 | 2人兄弟の次男 |
影響を受けたアーティスト | DEAD ENDなど |
櫻井敦司(さくらいあつし)は1966年3月7日生まれの現在57歳であり、BUCK-TICK(バクチク)のボーカリストです。群馬県 藤岡市(ふじおかし)出身でファンからは「あっちゃん」と呼ばれています。
一方で、血液型はO型、身長177cmであり、初期の頃は「ATSUSHI」という名前の表記を使っていました。また、櫻井敦司は所属事務所「BANKER」の代表取締役も務めています。
櫻井敦司は公の場所であまり喋らないイメージもありますが、一方で優しい性格だと知られています。特に究極の猫好きで動物が大好きです。ちなみに、外国のファンから俳優のジョニーデップとどちらがイケメンかという議論もされています。
櫻井敦司のSNS情報
櫻井敦司はSNSをやっていません。私生活を表に出さずに世界観を守っていますね。
また、ファンクラブ「FISH TANK」の会員になると、ファンクラブのイベント参加や会員限定のグッズ購入も可能です。
バンド経歴
- 非難GO-GO(櫻井敦司)
- BUCK-TICK(櫻井敦司)
- THE MORTAL(櫻井敦司)
櫻井敦司のバンドの経歴はこのようになっています。
生い立ちからBUCK-TICK加入まで
櫻井敦司は群馬県藤岡市出身で2人兄弟の次男として育ちました。櫻井敦司は父親似の顔立ちで、父親は櫻井敦司や母親に暴力をふるっていました。しかし、父親は1986年頃に、母親は1990年前後に他界してしまいます。
櫻井敦司は群馬県立藤岡高等学校に進学して、他校の人たちと悪さをしていました。あまり校内の人間とは絡みませんでしたが、徐々に同じ高校の人と打ち解けるようになります。その中のよく絡んでいた友人のひとりがギターの今井寿(いまいひさし)です。
櫻井敦司は今井寿と付き合う中で、ギターの星野英彦(ほしのひでひこ)やベースの樋口豊(ひぐちゆたか)と「非難GO-GO」というバンドを結成します。櫻井敦司は当時、ドラムを担当していました。
そして、櫻井敦司は高校を卒業して自動車部品メーカーに就職します。しかし、すぐに退職して東京に上京します。
ちょうど、その頃バンドのボーカルが脱退してしまいます。そのため、櫻井敦司がボーカルになります。ドラムはヤガミ・トールが加入して引継ぎました。このタイミングでバンド名を「BUCK-TICK」に変更します。
ちなみに、櫻井敦司は活躍するボーカリストの姿をテレビで見て「俺の方がもっと上手く歌える」と考え、ヤガミ・トールが加入前にいたバンドで「歌わせてほしい」と頼んで断られたこともあります。
一方、ボーカルが脱退したBUCK-TICKでは新しいボーカリストを迎えることになっていましたが、櫻井敦司のボーカルになりたいという熱意がすごかったため、彼がボーカリストになりました。
櫻井敦司がボーカルになったことがBUCK-TICK、櫻井敦司の両方にとって転機となりました。
星野英彦は「櫻井敦司がボーカルをやるのは想像していなかったが、彼の熱意がすさまじかった」と語る一方で、櫻井敦司自身も「ずっと周りに流されて生きてきた自分が初めて自己主張をした」と言っています。
それからずっと、櫻井敦司はBUCK-TICKのボーカリストとして活動しています。
櫻井敦司の音楽性
ボーカル
櫻井敦司はボーカル担当です。櫻井敦司のボーカルはなんといっても、魅せ方が上手なことです。マイクを通して世界観を伝えています。
歌が上手いボーカルはいくらでもいますが、櫻井敦司の場合はテクニックに加えて歌声の音色など異次元の美しさがありますね。
「JUPITER」という曲を聴けば櫻井敦司の声の美しさが分かります。アコギの音と櫻井敦司の声だけになるので、声のよさがダイレクトに伝わってきます。ビジュアル系のクラシックという感じで少ししゃがれて、ダークな歌声好きにはたまりません。
作詞
櫻井敦司は基本的に作詞をしています。作曲はほぼやっておらず、「PROLOGUE」というインスト曲と「PLASTIC SYNDROME TYPE II」の2曲のみです。
一方で作詞に関してはこだわりが強くて、ビジュアル系の元祖と呼ばれる歌詞を書きます。「自己否定の美学」とファンから言われるほどです。
櫻井敦司が作詞した代表曲は「JUST ONE MORE KISS」です。
正統派のロックという感じで、シンプルな曲構成になっています。歌詞も難解ではなくJUST ONE MORE KISS」と何回か繰り返すのが耳に残ります。また、「天使のざわめき 悪魔のささやき」という対比が上手ですよね。
その他、櫻井敦司が作詞した他の代表曲はこちらです。
惡の華
「惡の華」は1990年1月24日発売の3rdシングルです。週間オリコンチャートでは、1位を記録しました。
クールなロックナンバーです。曲の構成は昔の時代らしくシンプルなのですが、逆にそれがカッコいいです。低音のボーカルがダークな雰囲気を感じさせてくれて、現在聴いても色褪せないですね。
1990年2月1日発売の5thアルバム「惡の華」に収録されています。
スピード
「スピード」は1991年1月21日発売の4thシングルです。週間オリコンチャートでは、3位を記録しました。
古きよいロックという感じの楽曲です。サビの「女の子 男の子」という歌詞は昭和の歌謡曲を連想してしまいます。ちなみに、タイトルの「スピード」とはドラッグの俗語です。
1991年2月21日発売の6thアルバム「狂った太陽」に収録されています。
ドレス
「ドレス」は1993年5月21日発売の7thシングルです。週間オリコンチャートでは5位を記録しました。ベースの低音が印象的なダークな曲です。バラードなのですが、初期のL’Arc〜en〜Cielのような美しい世界観を描いています。
1993年6月23日発売の7thアルバム「darker than darkness-style93-」に収録されています。
ROMANCE
「ROMANCE」は2005年3月2日発売の23thシングルです。ベースとボーカルの声が目立つ楽曲で、Aメロは静かなところからスタートします。そして、サビは盛り上がりつつも美しさもあるという楽曲です。神秘的な雰囲気ですね。
2005年4月6日発売の14thアルバム「十三階は月光」に収録されています。
GALAXY
「GALAXY」は2009年1月14日発売の28thシングルです。週間オリコンチャートでは7位を記録しました。
情緒的なギターサウンドとボーカルの低音がマッチした楽曲です。曲の途中から加速して、聴きやすいロックという感じとなっています。
2009年2月18日発売の16thアルバム「memento mori」に収録されています。
M・A・D
「M・A・D」は 1991年6月5日発売の5thシングルです。週間オリコンチャートでは4位を記録しました。
シンプルなサウンドの繰り返しなのですが、それが逆に中毒性があります。曲中に「狂う」という単語がたくさん独特なタイミングで出てくるので耳に残りやすいです。
1991年2月21日発売の6thアルバム「狂った太陽」に収録されています。
die
「die」は 1993年10月21日発売の8thシングルです。ポップなメロディでアコギのサウンドが印象的なのですが、どこか切なくて悲しげで絶妙な世界観が描かれている曲です。
1993年6月23日発売の7thアルバム「darker than darkness-style93-」に収録されています。
櫻井敦司のソロ活動
櫻井敦司はソロで音楽活動をしています。
櫻井敦司
櫻井敦司は「櫻井敦司」名義で2004年にソロ活動を開始します。2004年から1年ちょっとの間にシングル3枚、アルバム1枚、映像作品をリリースしています。
シングル
- SACRIFICE
- 胎児/SMELL
- 惑星 -Rebirth-
アルバム
- 愛の惑星
映像作品
- LONGINUS
- -EXPLOSION-愛の惑星Live2004
その他、写真集「SACRIFICE photo and frame」や詩集「夜想」というような作品もリリースしていて、音楽活動だけでなく新しいジャンルにチャレンジしていました。
SCHWEIN
SCHWEIN(シュヴァイン)は2001年のみ活動していたバンドです。バンド名のSCHWEINはドイツ語で「豚」という意味でメンバーは以下の通りです。
- ボーカル:櫻井敦司(BUCK-TICK)
- ギター:今井寿(BUCK-TICK)
- ボーカル、プログラミング、ギター :レイモンド・ワッツ(ex.KMFDM)
- ボーカル、プログラミング:サシャ・コニエツコ(KMFDM)
SCHWEINはアルバムとリミックスアルバムをリリースして、その後日本でツアーをしますがサシャ・コニエツコは病気などの理由で不参加でした。
楽曲はダークな雰囲気でカッコいいですが、継続的な活動をしていないため新しい楽曲を聴けないのが残念ですね。
THE MORTAL
THE MORTAL(ザモータル)は2015年に開始した櫻井敦司のソロプロジェクトです。基本的に櫻井敦司が作詞を担当して、バンドメンバーが作曲をしています。バンドメンバーは以下の通りです。
- ボーカル:櫻井敦司(BUCK-TICK)
- ギター:Jake Cloudchair(ex. Guniw Tools)
- ギター:村田有希生(my way my love)
- ベース:三代堅(ex. M-AGE)
- ドラム:秋山タカヒコ(downy)
曲調は少しパンクの色が入ってなおかる、ダークな感じになっています。
「RAIN DROP」という曲はダークな雰囲気ですが、またビジュアル系とは違う雰囲気のダークさを出しています。どちらかといえば、外国の音楽に近い雰囲気ですね。
「ギョニル」という曲は独特なダークな雰囲気を出しています。櫻井敦司がドクロを抱えて歌っているのが印象的です。
ライブの映像もありますが、黒ずくめのメンバーの姿が印象的です。暴れ倒すという感じではなく、耽美(たんび)な世界観を見せてくれています。
もし、最初に聴くなら「I AM MORTAL」というフルアルバムがおすすめです。THE MORTALのデビュー作であり、曲数も多いです。
最近は活動が少ないですが、もし最新情報を知りたい場合は以下のサイトをチェックしてみてください。
櫻井敦司のプライベート
猫が好き
櫻井敦司は猫が大好きなことで知られています。飼っている猫は「くるみちゃん」と「まるちゃん」という名前です。以前インタビューでは、櫻井敦司は「猫カフェをやりたい」とコメントしていました。
また、BUCK-TICKのアルバムのジャケットには猫の写真が使われています。しかし、実は櫻井敦司は猫アレルギーというオチ付きのエピソードもあります。
兄がテレビに出演
櫻井敦司の兄の名前は櫻井宏志(さくらいひろし)と言います。お兄さんは今、クロネコヤマトの社員として働いています。自宅には櫻井敦司のグッズをたくさん並べて、弟を誇りに思っているようです。
ちなみに兄の仕事の様子は2019年に「ゲンバビト」というテレビ番組で特集されていました。
病気になる
櫻井敦司は1996年に撮影で訪れていたネパールで急性腹膜炎を発症してしまいます。発症すると、発熱や嘔吐などの症状が出ます。このため、即帰国して入院して予定したツアーをキャンセルすることになりました。
また、2018年12月9日に櫻井敦司は体調不良を訴えて病院で検査をしたところ、消化管出血と診断されます。発症すると、胃や腸などから出血して血を吐いてしまいます。
命には別状はないですが、年齢のことを考えるとこれからも体調に気をつけてほしいですね。
靴屋でアルバイト
櫻井敦司は靴屋でアルバイトをしていましたが、接客ができませんでした。そのため、奥の方で靴を並べていたところ、店長から「店頭に立っていて」と言われます。
喋らない人は接客に向いていないのが普通です。しかし、あまり喋らない櫻井敦司が店頭に立っているだけで顔のよさから客が集まり、靴が売れたというエピソードがあります。
櫻井敦司がいかに美しいのかが分かるエピソードですね。
髪型
櫻井敦司の髪型は基本的にロングヘアの黒髪が多いです。しかし、過去には金髪だったこともあって、ジャニーズかと思うくらい美少年だったこともあります。また、短髪だった時代もあって、イケメンサラリーマンみたいな感じでカッコイイです。
特に金髪姿は美しすぎて失神してしまいそうですが、みなさんはどれが好きでしょうか。
ディズニーが好き
櫻井敦司はディズニーランドが好きなことで知られています。さすがにディズニーに行っている写真は公開されていませんが、ファンの間では目撃情報がたくさんあるようです。クールな見た目とギャップが可愛いですね。
愛車
櫻井敦司は愛車遍歴がすごいということで知られています。公言していた車は以下のようになっています。
- 日産スカイライン
- ポルシェ911カレラ2
- 日産シーマ41LX-VIP
- ジャガーXJ
いい車に乗っていますね。ちなみにポルシェは首都高で火が出て炎上してしまったことがあります。大事に至らなくてよかったです。
交友関係
櫻井敦司の交友関係は広いです。まず、GACKTとは互いに歌唱力や雰囲気が好きと褒め合う仲です。
また、椎名林檎(しいなりんご)とも交流があります。ふたりは一緒にミュージックステーションに出演し、「駆け落ち者」という楽曲をツインボーカルでリリースしています。
ちなみに椎名林檎の方が櫻井敦司にこのコラボレーションのオファーをしました。「危なっかしい表現にぴったりなボーカリスト」ということで櫻井敦司が抜擢されて、ファンの間でふたりは「女王と魔王」と言われてます。
また、1994年には「笑っていいとも」に出演してテレフォンショッキングのコーナーでトークをしていました。友達紹介ではX JAPANのhideを紹介していました。
その他にはライブで西川貴教(にしかわたかのり)と共演もしています。また、氷室京介(ひむろきょうすけ)からは「ボーカルをやったほうがいい」とBUCK-TICKの初期時代にアドバイスを受けています。
櫻井敦司の愛用ブランド
櫻井敦司が衣装として着用しているブランドは公開されていました。
特定のブランドではありませんが、「原宿 VILLAGE」というセレクトショップで櫻井敦司が雑誌で着用していた衣装やアクセサリーを販売しています。
また、櫻井敦司はジュエリーブランド「GRAVITY (グラヴィティ)」というというブランドのイメージキャラクターになっています。彼の容姿にはアクセサリーが本当に似合っていますよね。
櫻井敦司のすっぴん画像はある?
Googleで「櫻井敦司 すっぴん」等で調べると、櫻井敦司のすっぴん画像を確認できます。 メイクをしなくてもかなり綺麗だというのが分かりますよね。目も綺麗で鼻筋も通っています。年齢を重ねても「魔王」と言われるだけあって美しいです。
また、昔の写真を見ると今と違う櫻井敦司が確認できます。若い時は恐ろしいくらい綺麗ですね。ビジュアル系でありながらジャニーズのような美少年感が入っています。
櫻井敦司の恋愛事情について
彼女がいる?結婚は?
さて、最後にファンのみなさんが気になる恋愛事情について調べてみましょう。櫻井敦司は意外にも結婚歴を公表しています。
1991年にスタイリストの「渡辺さゆり」という女性と結婚します。しかし、子どもが生まれてすぐに離婚してしまいます。離婚理由などは明かされていませんが、生まれた男の子は嫁さんが引き取りました。
噂ではこの男の子は「VANIRU(ヴァニル)」というバンドのレオニールではないかと言われていましたが、平成生まれ初の芥川賞作家である遠野遥(とおの はるか)が櫻井敦司の息子だとのちに分かりました。
離婚後、元女優の中村れい子や女優の大西結花(おおにしゆか)と交際したと言われています。そして、2004年に一般女性と再婚します。この再婚相手は一般女性ということもあって素性は全く明かされていません。
しかし、この一般人の女性の間にも子供がいると言われてます。噂では娘のようですが、公言していないため謎のようです。私生活は幸せであってほしいですね。
まとめ
今回はBUCK-TICKの櫻井敦司についてご紹介しました。謎めいている雰囲気ですが、プライベートの情報も意外と開示されています。知れば知るほど素敵ですね。
ぜひ、参考にしてみてください。