ロックにこんにちは。みなさんは、ビジュアル系の音楽をいつも楽しんでいますか。
今回は重いリフでヘドバンさせるギター、DIR EN GREY(ディルアングレイ)の薫についてご紹介します。
薫のプロフィール
薫の基本情報
名前 | 薫 |
---|---|
担当 | ギター、リーダー |
愛称 | じいじ |
本名 | 新倉 薫(にいくら かおる) |
生年月日 | 1974年2月17日 |
血液型 | A型 |
身長 | 170cm |
出身地 | 兵庫県 |
性格 | 優しい、面倒見がよい |
好きなもの | ビターチョコ |
嫌いなもの | 情報なし |
所属事務所 | SunKrad |
家族構成 | 同じく2人兄妹 |
影響を受けたアーティスト | XのHIDEなど |
薫(かおる)は、DIR EN GREY(ディルアングレイ)というバンドのギターを担当しています。DIR EN GREYの曲はギターも激しいことで有名ですが、このサウンドを作っているのは薫です。また、他のメンバーと同様に作曲を行っている作品もあります。
薫の生年月日は1974年2月17日です。年齢は49歳です。DIR EN GREYの中でも最年長です。また、血液型はB型、身長は170cmです。
薫の本名は「新倉 薫(にいくら かおる)」で本名とバンドでの名前が一致しています。漢字まで一緒ですね。
ファンからは「じいじ」と呼ばれています。これは、メンバーで最年長なのと保護者気質なのがあってファンが名付けました。
薫のSNS情報
薫はInstagramをやっています。プライベートな投稿もたくさんしていて、薫のステージでは見られない一面を見ることができます。
また、月額課金のブログマガジンをやっています。こちらでは、関西弁でフランクな口調で文章を書いています。
それから、DIR EN GREYのファンクラブに加入すると、チケットの先行予約や限定コンテンツの閲覧が可能です。
バンド経歴
- DIE:STERIA(薫)
- CHARM(薫)
- La:Sadie’s(薫)
- DIR EN GREY(薫)
薫のバンドの経歴はこのようになっています。
生い立ちからDIR EN GREYの活動まで
薫は兵庫県で生まれ育ちます。薫が音楽に目覚めた時期は中学生の時でした。中学生時代の友人にDEAD END(デッドエンド)の音源を聞かせてもらってバンドに目覚めました。
最初はボーカルになることを夢見ていたのですが、X JAPANのhideを見てからギターにも興味を持つようになりギタリストを目指すようになります。
薫は高校時代、DIE:STERIA(ダイステリア)というバンドに入っていました。活動期間から1991年から1992年です。高校卒業してから簿記の専門学校に進学します。しかし、すぐに中退してしまい、2年ほどニート生活をしてしまいます。
一方の音楽活動では、20歳の時CHARM(チャーム)というバンドを結成して1994年から1996年まで活動しました。その後、La:Sadies(ラサディース)を結成します。
ちなみにこの時、薫はすでにToshiya以外のDIR EN GREYのメンバーに出会っていて、彼らもLa:Sadiesのメンバーでした。
薫は1996年から1997年までLa:Sadiesで活動した後、Toshiyaと出会い、ボーカルの京、ギターのDie、ドラムのShinyaたちと一緒にDir en greyを結成します。
また、DIR EN GREYの結成当時は「Dir en grey」という表記でした。その後、DIR EN GREYは人気になり、リーダーなので他のメンバーより少ないですが、ソロ活動も少しだけやるようになりました。
薫の音楽性
ギター担当
DIR EN GREYの曲は基本的に激しいです。もちろんヒートアップさせているのはボーカルの京ですが、その横でそれを加速させているのが薫です。火に油を注いでいます。
ただし、リードギターはDieで薫はバッキングのギターが多めです。そのため、重くて激しいリフで会場を盛り上げるギタリストです。
THE FINALは薫のギターから入るので、重くてズンズン鳴るギターのフレーズが光っています。
使用ギター
- ESP D-KV-7st
- Gibson FLYING-V
- PRS Custom 24
薫の使用ギターはこのようになっていますが、2009年以降は薫はESPのギターを使用しています。単なるESPのギターというわけではなく、自分だけのカスタムモデルです。
ちなみに、ESPのサイトでは薫の他のギターコレクションを見ることができます。
作曲
DIR EN GREYの曲には薫が原曲を作っているモノもあります。曲数は少なめです。
薫の代表曲は「朔-saku-」です。DIR EN GREY安定の激しい曲ですね。
その他、薫が作曲に携わった曲はこちらです。
残-ZAN
「残-ZAN-」は1999年1月20日発売の2ndシングルです。バラエティ番組「人気者で行こう」のエンディングテーマでした。ちなみにプロデューサーはYOSHIKIです。
「残-ZAN-」は放送コードギリギリの楽曲なのに「ミュージックステーション」で演奏されました。逆さ吊りの男が叫び倒すなど派手な演出だったので大の苦情が来て「伝説の放送事故」としてDIR EN GREYの伝説となっています。
1999年7月28日発売の1stアルバム「GAUZE」に収録されています。
Ranunculus
「Ranunculus」は2018年9月26日に発売された10thアルバム「The insulated world」のリードトラックです。美しさとグロさが混在する曲です。「Ranunculus」は花びらがうずまき状に巻いている花の一種です。
そうした花にふさわしい感じで、静かなボーカルから始まってサビで爆音が響くロックバラードになっています。
THE FINAL
「THE FINAL」は2004年3月17日発売の16thシングルです。タイトルに「THE」と付きますが実は発音しません。自殺未遂をテーマに歌っている曲です。
この曲の頃からDIR EN GREYもさらに深いダークな方向に進みます。ダークですが、サビのメロディアスさがポイントで海外でも人気な楽曲のひとつです。
2005年3月9日発売の5thアルバム「Withering to death.」に収録されています。
詩踏み
「詩踏み」は2016年7月27日発売の28thシングルです。超激しいアップテンポの曲です。「曲を好きになってもらっても、次の日には忘れられるかもしれない」という自虐を歌った曲です。
2018年1月2日発売のベストアルバム「VESTIGE OF SCRATCHES」に収録されています。
人間を被る
「人間を被る」は2018年4月25日発売の29thシングルです。ギターリフが比較的シンプルな曲ですが、この曲ではラップ調のデスボイスから曲が始まります。自虐的な内容の歌ですが、音の厚みは非常にかっこいいです。
2018年9月26日に発売された10thアルバム「The insulated world」に収録されています。
DIFFERENT SENSE
「DIFFERENT SENSE」は2011年6月22日発売の25thシングルです。最初からデスボイスが響き渡る楽曲です。終始京は叫んでいますが、サビではゆったりと少しだけ静かになります。サビからメロディアスなギターソロの流れは最高ですね。
「DUM SPIRO SPERO」というアルバムに収録されています。
薫のソロ活動
薫のソロとしての活動は、書籍出版とメディア出演、絵画などです。
書籍出版
薫は「読弦(どくげん)」という自伝的エッセイ集を出版しました。もともと、「音楽と人」という雑誌に薫は連載があります。それをまとめて、インタビューなどが乗っている本が読弦です。
こちらが2015年に発売されたものです。
これがその続編で2018年に発売されました。
メディア活動
薫のメディア活動はラジオが主です。2015年から2016年までInterFMで「The Freedom of Expression」というラジオ番組を担当していました。薫の肉声が聴けるということで、ファンの間では人気がありました。
そして、2020年に「The Freedom of Expression」がYouTubeチャンネルとして帰ってきました。
ここでは、時事ネタをメインにトークをしています。映像付きなのでファンの人にとってはラジオより嬉しいかもしれません。
絵画の個展
薫はよく絵画の個展をやっています。たとえば、2019年に開かれた個展では「なぜ、幼少期に見たのか」というテーマで絵画を描いて、それを展示しています。DIR EN GREYの暗さの部分を絵で表現した感じですね。
ちなみに薫は中学生の頃まで、漫画家になりたいと思うほど絵が好きでした。
薫のプライベート
交友関係
薫は漫画が好きと言うことで、漫画家の人と交流があります。「キース!! 」という漫画を週刊少年ジャンプで連載をしていた坂本慎一(さかもとしんいち)と一緒にインタビューを受けて、2人の交流について語っていました。
アーティストでは、DEADEND(デッドエンド)のMORRIE(モーリー)と交流があると薫はインタビューで発言していました。
医者に断られる
薫が医者に行った時に、断られたエピソードがあります。病院に行ったら血液を採取しますが、薫の腕にはたくさんのタトゥーが入っていて血管が見えなかったそうです。血管が見えないと、血液も安全に採れないので断れました。
View this post on Instagram
後輩に優しい
薫は後輩に対して優しいことも有名です。後輩がDIR EN GREYのカバーをすると知った時に、機材を丸ごと貸してあげました。借りる側からすると、薫の音に近づけたいので相当嬉しいですよね。本当に太っ腹です。
難病と戦い中
薫は2014年頃から右手の手指機能障害、神経麻痺の症状があります。ギターを弾く方の手なので大変です。結構ひどくて、ピックを落とすこともありました。ギターを弾く時には、ピックを両面テープで貼り付けて対応しています。早く直って欲しいですね。
薫の愛用ブランド
薫の愛用しているブランドは以下の通りです。
- MSML
- MOSES
MSMLは、ロックミュージシャンが着てぴったりなブランドです。ビジュアル系だけでなく、普通のロック系ミュージシャンが着ても似合うアイテムが多めです。こちらのブランドから薫がプロデュースしたアイテムも出ています。
MOSES(モーゼス)は、モノトーンのアイテムを中心に取り揃えているブランドです。これもロックな雰囲気があるでしょう。しかし、公式サイトはすでに閉鎖されています。過去には薫とコラボアイテムを出していました。
View this post on Instagram
薫のすっぴん画像はある?
Googleで「DIR EN GREY 薫 すっぴん」等で調べると、薫のすっぴん画像を確認できます。DIR EN GREYはメイクをする時としない時があります。デビュー当時から2005年までフルメイクのコテコテのビジュアル系として活動していました。
しかし、2005年からすっぴんで活動し始めます。最近の薫はメイクを薄めにして、年齢による渋さを売りにして男っぽい外見になっていますね。
薫の恋愛事情について
彼女がいる?結婚は?
さて、最後にファンのみなさんが気になる恋愛事情について調べてみましょう。残念ながら、薫に関する恋愛事情は全く情報は公開されていないようです。
ちなみに幼少期は新田恵利が好きだったのそうなので、もしかしたら似た女性を捕まえているかもしれませんね。
まとめ
今回はDIR EN GREYの薫についてご紹介しました。謎めいている雰囲気ですが、プライベートの情報も意外と開示されています。知れば知るほど素敵ですね。
ぜひ、参考にしてみてください。