ロックにこんにちは。みなさんは、ビジュアル系の音楽をいつも楽しんでいますか。
今回は生粋のメタラーなギタリスト、Versailles(ヴェルサイユ)のTERU(テル)についてご紹介します。
TERUのプロフィール
TERUの基本情報
名前 | TERU(テル) |
---|---|
担当 | ギター |
愛称 | TERUさん、おてる |
本名 | 非公開 |
生年月日 | 1981?年4月10日 |
血液型 | O型 |
身長 | 170cm |
出身地 | 京都府 |
性格 | 芸術的 |
好きなもの | 納豆、ラーメンなど |
嫌いなもの | 玉ねぎ、カスタード、酢など |
所属事務所 | シャトゥー・エージェンシー |
家族構成 | 情報なし |
影響を受けたアーティスト | アーチ・エネミー、レッド・ツェッペリンなど |
TERU(テル)はVersailles(ヴェルサイユ)、ジュピター(Jupiter)のギタリストです。また、TERUは4月10日生まれで京都府出身、血液型はO型ですが、本名は非公開です。
一方で、ファンの間では、TERUは1981年生まれで現在の年齢は42歳で、身長は170cmと言われています。
また、TERUは自分のことを「生粋のメタラー」と言っています。一方で、何か創作活動をしていている時が幸せというくらい、クリエイティブな活動を生きがいにしている人物です。
TERUのSNS情報
TERUはTwitter、Instagram、ブログをやっています。他のメンバーと同じく、外国人のフォロワーも多くて、ファン層も幅広いです。
また、TERUのファンクラブに入会すると、会員限定のページを閲覧することができます。
バンド経歴
- 藍華柳~Aikaryu~(TERU)
- HIZAKI grace project(TERU)
- Versailles(TERU)
TERUのバンドの経歴はこのようになっています。
生い立ちから加入まで
TERUは京都府出身です。少年時代は絵や造形に夢中な子どもでした。
また、友達に誘われて初めて行ったライブは長渕剛(ながぶちつよし)の公演でした。最初からメタルにどっぷりという感じではなかったのですね。
そして、TERUは15歳からギターを始めます。初めて購入したのはYAMAHAの6万円するエレアコで、休みの日は1日10時間くらい練習していました。ちなみに、ギターの技術力はこのような地道な努力を通して培ったモノだといいます。
その後、高校時代にはSIAM SHADE(シャムシェイド)のギターのコピーを頑張っていました。特に「Don’t Tell Lies」が弾けなくて苦戦したといいます。しかし、高校には軽音楽部がなくて、帰宅部でした。
一方で、高校時代のTERUは髪を伸ばしていて、やんちゃな見た目でした。運動も嫌いだったといいます。
高校を卒業してからは、デザインや美術に関する職業に就きたいという想いもあって、芸大に進学します。しかし、途中で音楽の道へ進むことを決意しました。音楽に関する知識は専門学校で習わずに独学で習得します。
記録として残っているTERUの最初のバンドは「藍華柳~Aikaryu~」です。2000年から2007年まで活動していました。
それと並行して2006年から2007年まで、ギターのHIZAKIのソロプロジェクト「HIZAKI grace project(ヒザキグレイスプロジェクト)」で活動します。
2007年3月にTERUはボーカルのKAMIJO、ギターのHIZAKIとベースのJasmine You(ジャスミン ユウ)、ドラマーのYUKIとVersaillesを結成します。TERUは当初、サポートギターでしたが、2007年7月に正式加入します。
その後、2009年にベースのJasmine Youが亡くなってしまい(死因は非公表)活動を2ヶ月ほど休止します。そして、2010年に新ベーシストのMASASHIが加入します。
その後、Versaillesは2012年まで活動を続けますが、「個々の成長の為」を理由に再び活動を休止します。2015年にまた活動を再開させて、2017年に日本武道館公演を成功させます。
TERUは現在でもVersaillesのギタリストとして活動を続けています。
TERUの音楽性
ギター
TERUはギター担当です。HIZAKIと共に名ギタリストとして知られています。また、「生粋のメタラー」を自称していて、とてもマイナーなメタルバンドまで聞き倒しています。
TERUが影響を受けたギタリストは、速弾きで有名なChris Impellitteri(クリス・インペリテリ)です。
一方で、TERUはギターの練習に熱心に取り組み、日々、腕前を向上させています。ライブでは、HIZAKIとのテクニック合戦もファン的には盛り上がります。
「Destiny The Lovers」のライブ映像です。HIZAKIのギターソロを挟み、TERUのライトハンド奏法を駆使したギターソロになります。
そして、最後にツインギターがハモって終わる様子はかなり美しいです。
使用ギターと機材
- ESP/激鉄”GEKI-TETSU”(ギター)
- ESP/ANTELOPE(ギター)
- ESP/REINDEER TERU CUSTOM(ギター)
- Engl/E670 Special Edition(アンプ)
- Hughes&Kettner/TRIAMP(アンプ)
- Sobbat/DB-1 TERU CUSTOM(エフェクタ)
- Sobbat/DB-1(エフェクタ)
- Sobbat/DB-3(エフェクタ)
- Sobbat/DB-4R(エフェクタ)
- BOSS/GE-7(エフェクタ)
- TC Electronic/G Major(エフェクタ)
TERUは「ESP」のギターを使用しています。ESPと契約もしています。
こちらはESPのサイトで公開されていたTERUの「激鉄 “GEKI-TETSU”」というTERUオリジナルモデルです。ボディが非常にメタラーらしいデザインになっています。
作曲
TERUは作曲をしています。
TERUの代表曲は「愛と哀しみのノクターン」です。
メタル感が全開ですね。KAMIJOの耽美(たんび)系の作品ではなく、メタル好きのギタリストが好む雰囲気になっています。しかし、そこにKAMIJOの歌声が絡み合うことでVersaillesのテイストが出ています。
その他、TERUが作曲した代表曲はこちらです。
Flowery
「Flowery」は2011年6月15日発売の3rdアルバム「Holy Grail」に収録されている曲です。バスドラムがドコドコ鳴っているメタルな楽曲ですが、一方でメロディはJ-POPに近い雰囲気で、作曲の遊び心を感じるようになっています。
Brave
「Brave」は2012年9月26日発売発売の5thアルバム「Versailles」に収録されている曲です。この作品もメタルがベースになっています。一方で、メロディラインやサビを聴くとオーソドックスなアニソンの雰囲気です。面白く作り込まれていますね。
Edge of the World
「Edge of the World」は2012年9月26日発売発売の5thアルバム「Versailles」に収録されている曲です。曲の雰囲気はビジュアル系に近くて、ラウドロック調です。特にサビの縦ノリ感はカッコいいの一言に尽きます。
LIBIDO
「LIBIDO」は2010年10月27日発売の5thシングル「DESTINY -The Lovers-」のカップリングソングです。ベースのスラップ音が目立っていて、曲全体の雰囲気も色気がある感じにまとまっています。レトロさとメタルを混ぜた感じですね。
THE RED CARPET DAY
「THE RED CARPET DAY」は2012年7月4日発売の8thシングル「ROSE」のカップリングソングです。この曲の魅力は曲の中盤でデスコーラスが入っていて、ライブだとみんなで盛り上がることができます。安定のサウンド感です。
2007年10月31日発売の1stアルバム「Lyrical Sympathy」に収録されています。
TERUのソロ活動
Jupiter
Versaillesが2012年に活動休止をしてから、2013年4月1日にボーカルのKAMIJO以外のメンバー4人が、ボーカリストにZINを加えて新しいバンドJupiterを結成します。結成と同時にメジャーデビューシングルのリリースを発表しました。
Jupiterは2013年7月24日にデビューシングル「BLESSING OF THE FUTURE」をリリースします。8月に1stアルバム「CLASSICAL ELEMENT」を発売して、9月にワンマンライブを赤坂で開催します。
一方で、日本だけではなく海外進出も2014年2月に行っていて、ヨーロッパツアーを成功させます。5月に、メタルフェス「LOUD & METAL ATTACK」に日本代表バンドとして出演します。
さらに2015年に入ってから1月に2ndアルバム「THE HISTORY OF GENESIS」リリースします。
Jupiterは2016年4月にベースのMASASHI、ドラムのYUKIが脱退しますが、2017年4月に新ベースのRUCY、新ドラムDAISUKEが正式メンバーとして加入します。また、2018年2月にはボーカルのZINが脱退して、7月には新ボーカルにKUZEが加わります。
その後、ベースのRUCYが2019年に脱退します。
メンバー
- ボーカル:KUZE(2018年 ~ 現在)
- ギター:HIZAKI (2013年 ~ 現在)
- ギター:TERU(2013年 ~ 現在)
- ドラム:DAISUKE(2017年 ~ 現在)
旧メンバー
- ボーカル:ZIN(2013年 ~ 2018年)
- ベース:MASASHI (2013年 ~ 2016年)
- ベース:RUCY(2017年 ~ 2019年)
- ドラム:YUKI(2013年 ~ 2016年)
楽曲を聴いてみましょう。
「BLESSING OF THE FUTURE」です。デビューシングルなので、今後の方向性を示す作品になりますが、HIZAKIの技術力を中心に、バンドの高い演奏能力を示すこととなりました。
「LAST MOMENT」です。YouTubeで90万回以上再生されている楽曲です。ボーカルの声質が楽曲とマッチしています。メタルな楽曲ですが、サビではアニソンのようにキャッチーになります。
2020年4月8日にリリースされたシングルで、曲の展開がとても綺麗です。まさしくメロディックメタルという感じで曲の完成度はとても高いです。
Jupiterの最新情報は公式サイトをご覧になってください。
TERUのプライベート
昔は女形だった
TERUは昔、女形のファッションをしていました。女形の格好だったのは、2006年頃に活動していた前バンド「HIZAKI grace project」時代です。HIZAKIは今でも女形の格好を貫き通していますが、TERUは違います。
当時のTERUの写真を見ると、HIZAKIに負けないくらいに綺麗ですね。両サイドが女形のギタリストで固まっていると、ステージの見栄えも変わります。
デザイン
TERUはデザインが得意です。もともと、芸術家になることを考えていたくらいなので、センスはあります。以前、TwitterでTERUが10代の頃に描いた絵を公開していました。
十代の頃に絵の具で描いた絵(。・_・。)/
このジャケット今見ても強烈なインパクトがあるね。 pic.twitter.com/e954V8lNL2— TERU (@TERUofficial) May 2, 2016
かなり上手でびっくりしますね。パッと見て、コンピューターで描いているのかというくらいリアリティがありますが、これを絵の具で表現しているのでさらに驚きです。
その他にも、2014年に雑誌「Stuppy」で4コマ漫画を描いたこともありました。
hideコス
TERUは2018年のハロウィンイベントでhideの仮装をしました。そのクオリティがかなり高くて、TERUファンだけではなく、hideファンの中でも話題になりました。この格好でhideの楽曲ももちろん弾いています。
27日のハロウィンイベントにて、恐れ多いながらまたhideさんの仮装をさせていただきました!(。・_・。)/
今回もご本人のギターを弾かせていただき再び感激です!#Halloween #ハロウィン #hidehttps://t.co/EU6MgcYY6i pic.twitter.com/Wwf2Qfxx7j— TERU (@TERUofficial) October 31, 2018
本当にhideにしか見えなくて驚きですね。クオリティが高すぎます。顔立ちも似ているのでしょうか。
交友関係
TERUは摩天楼オペラの燿(よう)と交流があります。同系統の音楽をやっていることで、通じ合うモノがあるのかもしれません。一緒に仲良くラーメンを食べに行ったエピソードもあります。
摩天楼オペラの燿くん @opera_yo とツーショット!
そしてさっき一緒に天下一品食べて帰りました。うまかったー!ヽ( ´ ▽ ` )ノ https://t.co/AiRLp9arjd pic.twitter.com/FMx7548vcm— TERU (@TERUofficial) August 11, 2017
また、TERUはクリス・インペリテリ(Chris Impellitteri)を尊敬するギタリストとして名前をあげています。
クリス・インペリテリが来日した時には、TERUは一緒に対談をしています。また、Chris Impellitteriが2015年にアルバム「VENOM」をリリースした時は、TERUがアートワークを担当しました。
“世界最速ギタリスト”、クリス・インペリテリの3/4発売の新作『VENOM』のアートワークをデザインさせていただきました。
敬愛するクリスの作品にデザイナーとして参加できて光栄に思います。 pic.twitter.com/JiLOuuFgXW— TERU (@TERUofficial) February 10, 2015
ちなみに絵だけではなく、CGも作っています。
僕がデザインさせてもらったIMPELLITTERI『THE NATURE OF THE BEAST』ジャケットアートワークのビースト(狼頭の獣)は絵や写真ではなくまず3DのCGで制作。絵で描く同等かそれ以上に難しかったかも!?
今回そのビーストを動画にて紹介!(。・_・。)/#IMPELLITTERI #インペリテリ #3D #blender #ZBrush pic.twitter.com/KEiTe8CpDK— TERU (@TERUofficial) June 5, 2019
国が違うので、TERUとクリス・インペリテリが頻繁に会うことは難しいですが、国境を超えたつながりを感じますね。
TERUの愛用ブランド
TERUは「VERSACE(ヴェルサーチ)」の「BABY ROSE JEANS」という香水を愛用していて、甘い系の香りが好きだと過去にブログで言っていました。
また、アクセサリーを集めるのが好きだとも言っていたので、もしかしたら細かいところまでおしゃれに気を使っているのかもしれません。
TERUのすっぴん画像はある?
Twitterにすっぴんに近いTERUの画像がありました。化粧をしている時と変わらないくらい綺麗ですね。
IMPELLITTERIのライブ行ってきました!(。・_・。)/🔥🔥🔥やっぱりクリスの光速ギタープレイ最高!!終演後クリスと写真撮ってもらった!ありがとう!愛してる〜!
僕がジャケットのデザインをさせてもらった『THE NATURE OF THE BEAST』と『VENOM』も載せとこう👊👊👊#IMPELLITTERI #インペリテリ pic.twitter.com/iDvOMogjz3— TERU (@TERUofficial) June 1, 2019
また、2007年頃の画像を見ると昔のTERUが確認できます。結成した頃もバッチリとしたメイクで綺麗ですね。西欧の世界観が出ています。
TERUの恋愛事情について
彼女がいる?結婚は?
さて、最後にファンのみなさんが気になる恋愛事情について調べてみましょう。TERUの恋愛に関する情報はありません。
ちなみに女性を見る時には、鼻を重視するといいます。鼻フェチだとも言っているので、こだわりがあるのかもしれませんね。
わたしたちは見守りましょう。
まとめ
今回はTERUについてご紹介しました。謎めいている雰囲気ですが、プライベートの情報も意外と開示されています。知れば知るほど素敵ですね。
ぜひ、参考にしてみてください。
https://v-ism.jp/versailles-yuki/