ロックにこんにちは。みなさんは、ビジュアル系の音楽をいつも楽しんでいますか。
今回は速弾きキャバ嬢で有名なギター、Versailles(ヴェルサイユ)のHIZAKI(ヒザキ)についてご紹介します。
HIZAKIのプロフィール
HIZAKIの基本情報
名前 | HIZAKI(ヒザキ) |
---|---|
担当 | ギター |
愛称 | HIZAKIさん、ひーたん |
本名 | かわむらまさや? |
生年月日 | 1979?年2月17日 |
血液型 | AB型 |
身長 | 167、168cm |
出身地 | 滋賀県 |
性格 | 典型的な関西人 |
好きなもの | いちごなど |
嫌いなもの | 練乳など |
所属事務所 | シャトゥー・エージェンシー |
家族構成 | 兄がいる |
影響を受けたアーティスト | X JAPAN、アングラ、ラプソディー、ドリーム・シアターなどなど |
HIZAKI(ヒザキ)はVersailles(ヴェルサイユ)、ジュピター(Jupiter)のギタリストです。また、2月17日生まれで滋賀県出身、血液型はAB型です。
一方で、ファンの間では、HIZAKIの本名はかわむらまさや(漢字は不明)、1979年生まれで現在の年齢は44歳と言われています。また、身長は167か168cmくらいという噂があります。
また、女形のギタリストとして活動しており、その姿と超絶なギターテクニックを合わせて「速弾きキャバ嬢」とも言われています。一方で、中身は典型的な関西人で面白くて親しみやすい人物です。
HIZAKIのSNS情報
HIZAKIはTwitter、Instagram、Facebookをやっています。有名なSNSは全てやっています。また、外国人のフォロワーが多いのが特徴です。海外用のショップもあって海外ファンを意識していますね。
また、HIZAKIのファンクラブに入会すると、会員限定のページの閲覧など特典を受けられます。
バンド経歴
- GARNET GRAVE(緋咲)
- Crack brain(緋咲)
- Schwardix Marvally (HIZAKI)
- SULFURIC ACID(緋咲)
- HIZAKI grace project(HIZAKI)
- Versailles(HIZAKI)
HIZAKIのバンドの経歴はこのようになっています。
生い立ちから加入まで
HIZAKIは滋賀県出身です。
HIZAKIが生まれる前から実家には、今のHIZAKIのような格好をした女の子の人形がありました。まるでHIZAKIが今の格好になると予言していたようですね。
HIZAKIは小学生の頃に浜田 麻里(はまだ まり)の音楽を聴いていました。それまでクラシックばかり聴いていたHIZAKIにとって、ロックに興味を持つきっかけになったといいます。
それからHIZAKIは中学校に進学して、日本のロックやビジュアル系バンドにさらにのめり込むようになります。特に中学生時代はビジュアル系バンドのEins:Vier(アインス・フィア)をよく聴いていました。
そして、高校に進学してからはMASCHERA(マスケラ)を聴いていて、京都でライブに参戦しました。当時、「MASCHERAの楽曲は心に響く」と思っていましたが、今聴いても時間の流れを感じずに感動するといいます。
ちなみに高校生の頃には「killer(キラー)」のギターを購入して弾いていました。
記録として残っているHIZAKIの最初のバンドは、1998年頃活動していた「GARNET GRAVE (ガーネットグレイブ)」です。この頃のHIZAKIは「緋咲(ひざき)」という名前でした。
その後、「Crack brain(クラック・ブレイン)」で1999年から2002年まで活動します。
そして、2002年から2004年まで「Schwardix Marvally(シュヴァルディス マーバリー)」で活動した後に、ソロ活動を経て、2005年から「SULFURIC ACID(サルファリックアシッド)」に加入して2006年まで活動します。
それから2006年から2007年まで、「HIZAKI grace project(ヒザキグレイスプロジェクト)」で活動します。
2007年3月にボーカルのKAMIJO、ギターのHIZAKI、ベースのJasmine You(ジャスミン ユウ)、ドラマーのYUKIでVersaillesを結成します。そして、2007年7月にサポートギターだったTERUが正式加入します。
その後、2009年にベースのJasmine Youが亡くなってしまい(死因は非公表)活動を2ヶ月ほど休止します。そして、2010年に新ベーシストのMASASHIが加入します。
その後、Versaillesは2012年まで活動を続けますが、「個々の成長の為」を理由に再び活動を休止します。2015年にまた活動を再開させて、2017年に日本武道館公演を成功させます。
HIZAKIは現在でもVersaillesのギタリストとして活動を続けています。
HIZAKIの音楽性
ギター
HIZAKIはギター担当です。HIZAKIは超絶テクニックを誇るギタリストとして知られています。ビジュアル系の枠を超えて、メタル界隈のミュージシャンからもテクニックが評価されています。
一般的にビジュアル系のアーティストの戦略として、技術力がない分、女形のメイクをしてビジュアルでカバーすることもあります。しかし、HIZAKIは女形の見た目で技術も高いという才色兼備のギタリストです。さすが、「速弾きキャバ嬢」です。
「Destiny The Lovers」のライブ映像です。ゆっくりとしたテンポのギターフレーズから一気に加速して速弾きとなり、相方のTERUのギターとハーモニーを奏でる流れはとても綺麗です。
使用ギターと機材
- ESP(ギター)
- Marshall JVM410H(アンプ)
- Kemper Profilling Amplifier(アンプ)
- TC Electronic / G-System(エフェクタ)
- BLACKSTAR / HT-DRIVE OD-1(エフェクタ)
- Ibanez / Jemini Steve Vai Signature Distortion Pedal(エフェクタ)
- Bogner / Ecstacy Red(エフェクタ)
- BOSS / GE-7(エフェクタ)
- TC ELECTRONIC / Flashback Delay & Looper(エフェクタ)
- BOSS / RE-20(エフェクタ)
- TC electronic TC1140(エフェクタ)
- JIM DUNLOP / 535Q CRYBABY MULTI-WAH(エフェクタ)
- MORLEY / BAD HORSIE 2(エフェクタ)
HIZAKIは「ESP」のギターを使用しています。
こちらはESPのサイトで公開されていたHIZAKIの「Maiden(メイデン)」というHIZAKIオリジナルモデルです。
また、機材はいろいろとコレクションがあって、試して使っていますが、安定なのは「Marshall(マーシャル)」のアンプだといいます。
リアンプやってます〜。
機材選ぶの楽しい(*^^*)結局マーシャルになるんだけどね… pic.twitter.com/bwQMx06C1q— HIZAKI (@HIZAKIofficial) July 1, 2015
また、細かいLIVEでの使用機材は、HIZAKIのサウンドメイキングの秘密を含めてYouTubeで紹介されています。
作曲
HIZAKIは作曲をしています。
HIZAKIの代表曲は「ASCENDEAD MASTER」です。
バンドの代表曲で構成も王道です。1番多くの人から聴いてもらいやすい曲調になっています。ボーカルのメロディラインはキャッチーなのですが、楽器陣はシンフォニックメタルを押し出しています。Versaillesを聴くならまずはこの曲からおすすめします。
その他、HIZAKIが作詞作曲した代表曲はこちらです。
PRINCESS -Revival of church-
「PRINCESS -Revival of church-」は2008年12月10日発売の3rdシングルです。メタル寄りの楽曲で、X JAPANが好きな人にもおすすめです。サビはメタルらしく疾走感溢れる感じになっていて、美しくかっこいい雰囲気の楽曲です。
2010年1月20日発売の2ndアルバム「JUBILEE -Method of Inheritance-」に収録されています。
Philia
「Philia」は2010年3月16日発売の6thシングルです。ミニドラマ「おねがいかなえてヴェルサイユ」の主題歌でした。Versaillesの中では、メロディのキーが高くてメタル寄りの楽曲です。メロディラインはビジュアル系らしいです。
2011年6月15日発売の3rdアルバム「Holy Grail」に収録されています。
月下香
「月下香」は2009年6月24日発売の4thシングル「ASCENDEAD MASTER」のカップリングソングです。シンセサイザーの音は少なめでロック寄りの楽曲になっています。特に、Aメロ辺りのギターのリフの重低音は最高にカッコいいです。
2010年1月20日発売の2ndアルバム「JUBILEE -Method of Inheritance-」に収録されています。
Remember Forever
「Remember Forever」は2011年6月15日発売の3rdアルバム「Holy Grail」に収録されている曲です。濃厚なサウンドが魅力のバラードです。他の楽曲に比べてそこまで派手なギター演奏はありません。
また、KAMIJOの全身全霊でこの曲を届ける姿が印象的です。
Rose
「Rose」は2012年9月26日発売発売の5thアルバム「Versailles」に収録されている曲です。冒頭から速弾き、そして、Aメロ辺りでは高速のダウン弾きというギターが目立っている楽曲です。これを演奏するテクニックと作り上げたセンスは最高ですね。
HIZAKIのソロ活動
HIZAKI
HIZAKIは2004年からソロ活動を開始しています。2004年から2005年にかけてアルバムを3枚ほどリリースした後、SULFURIC ACIDに加入して、ソロ活動を停止します。
そして、2006年からはHIZAKI grace project名義でバンド形式でソロ活動を始めます。活動期間は2007年までで短めですが、いくつか作品をリリースして、首都圏近郊を中心にライブ活動を行っていました。
当時の楽曲はこのような感じです。
「Philosopher」という楽曲です。Versaillesのイメージに近くて、今Versaillesで演奏されていても違和感がありません。
「Mizerable」という楽曲です。激しいドラムの音が目立っていて、メタルな楽曲に綺麗なボーカルのメロディが乗っています。
その後、HIZAKIはVersaillesやJupiterでの活動を経てから、2015年にHIZAKIとしての活動を再開します。再開後はパリにてパーティーを開いたり、渋谷でソロのワンマンライブを行ったりして活動の幅をさらに広げます。
2016年の年末にはロンドンで開かれた「HYPER JAPAN Christmas Market 2016」というイベントに出演します。その後は日本国内でワンマンツアーを行いました。
ライブの様子はこのようになっています。
ギターの魅力を伝えるために公演しているのかというくらい、ギタリストとしてのパフォーマンスに磨きがかかっていますね。Versaillesの時と比べて、全てがHIZAKIの見せ場です。
また、HIZAKIは一部の楽曲をYouTubeでフルで公開しています。
「All for Love」という楽曲です。この曲を聴けば、HIZAKIのソロがどういった感じなのかよく分かりますね。
もし、最新情報が気になる場合は以下のサイトを参考にしてみてください。
Jupiter
Versaillesが2012年に活動休止をしてから、2013年4月1日にボーカルのKAMIJO以外のメンバー4人が、ボーカリストにZINを加えて新しいバンドJupiterを結成します。また、結成と同時にメジャーデビューシングルのリリースを発表します。
Jupiterは2013年7月24日にデビューシングル「BLESSING OF THE FUTURE」をリリースします。8月に1stアルバム「CLASSICAL ELEMENT」を発売して、9月にワンマンライブを赤坂で開催します。
一方で、日本だけではなく海外進出も2014年2月に行っていて、ヨーロッパツアーを成功させます。5月に、メタルフェス「LOUD & METAL ATTACK」に日本代表バンドとして出演します。
さらに2015年に入ってから1月に2ndアルバム「THE HISTORY OF GENESIS」リリースします。
Jupiterは2016年4月にベースのMASASHI、ドラムのYUKIが脱退しますが、2017年4月に新ベースのRUCY、新ドラムDAISUKEが正式メンバーとして加入します。また、2018年2月にはボーカルのZINが脱退して、7月には新ボーカルにKUZEが加わります。
その後、ベースのRUCYが2019年に脱退します。
メンバー
- ボーカル:KUZE(2018年 ~ 現在)
- ギター:HIZAKI (2013年 ~ 現在)
- ギター:TERU(2013年 ~ 現在)
- ドラム:DAISUKE(2017年 ~ 現在)
旧メンバー
- ボーカル:ZIN(2013年 ~ 2018年)
- ベース:MASASHI (2013年 ~ 2016年)
- ベース:RUCY(2017年 ~ 2019年)
- ドラム:YUKI(2013年 ~ 2016年)
楽曲を聴いてみましょう。
「BLESSING OF THE FUTURE」です。デビューシングルなので、今後の方向性を示す作品で、HIZAKIの技術力を中心に高い演奏能力を示すこととなりました。
「LAST MOMENT」です。YouTubeで90万回以上再生されている楽曲です。ボーカルの声質が楽曲とマッチしています。メタルな楽曲ですが、サビではアニソンのようにキャッチーになります。
2020年4月8日にリリースされたシングルで、曲の展開がとても綺麗です。まさしくメロディックメタルという感じで曲の完成度はとても高いです。
Jupiterの最新情報はJupiterの公式サイトをご覧になってください。
HIZAKIのプライベート
事件
HIZAKIは特にニュースになるような事件を起こした記録はありません。しかし、ファンの間では、ちょっとしたトラブルが事件として語り継がれています。
あるVersaillesのライブでは、観客の他にカメラマンが会場に入っていて、会場のライブの様子を撮影していました。
ある時、カメラマンたちはメンバーの写真を必死に撮っていて、カメラマンがジャマで観客からメンバーが見えないということがありました。
その状況を見たKAMIJOは、カメラマンに「邪魔にならないようにしゃがんでください」と申し入れます。しかし、カメラマンたちが聞かなったため、それを見ていたHIZAKIがブチ切れてしまったということがありました。
その他にも、写真を撮られたくない時にカメラマンから写真を撮られて激怒したことや、盗撮犯に間違われて警察に連れて行かれたというエピソードもあります。
女形のファッション
HIZAKIはずっと女形の見た目を崩していません。いつ見ても綺麗なメイクをしていますね。ちなみに以前のバンドの先輩から女形の姿を命じられたことがきっかけで、女形のメイクを始めました。
今年はこの2枚のアルバムを作れて良かったなぁ🐣
良いお年を〜FCブログ更新https://t.co/jimhrVZzONhttps://t.co/GK8WuCln0C pic.twitter.com/E0H79QKQcr
— HIZAKI (@HIZAKIofficial) December 31, 2019
また、以前は女装した姿で109にショッピングに行って、ファンと写真を撮っていたこともありました。
この格好で池袋の猫カフェにも遊びに行ったことがあります。池袋の街に馴染んでいますね。猫とのツーショットも素敵です。
交友関係
HIZAKIは地獄カルテットのMASAKIと交流があって、音楽的な交流はもちろん、お酒を飲みに行っています。
昨日はありがとうねー! https://t.co/kGPO70wNMy
— MASAKI (@masaki_bassist) January 20, 2016
また、摩天楼オペラのベーシストの燿(よう)とも飲みに行っています。音楽性の系統が近いバンド同士、話が合うのかもしれませんね。
飲みに行こうよー!
— HIZAKI (@HIZAKIofficial) January 12, 2018
HIZAKIの愛用ブランド
HIZAKIは「BVLGARI(ブルガリ)」の「ローズエッセンシャル」という香水を愛用しています。女性らしくて可愛らしい香水を愛用していますね。
また、過去にHIZAKIは、ライブDVD「Aesthetic Violence」の付属特典として、香水をプロデュースしています。
HIZAKIのすっぴん画像はある?
Googleで「Versailles HIZAKI すっぴん」等で調べると、HIZAKIのすっぴん画像を確認できます。すっぴんでも綺麗な顔立ちですね。
また、2007年頃の画像を見ると昔のHIZAKIが確認できます。若い時から美しくて最高です。
HIZAKIの恋愛事情について
彼女がいる?結婚は?
さて、最後にファンのみなさんが気になる恋愛事情について調べてみましょう。HIZAKIの恋愛に関する情報はありません。わたしたちは見守るのが1番ですね。
まとめ
今回はHIZAKIについてご紹介しました。謎めいている雰囲気ですが、プライベートの情報も意外と開示されています。知れば知るほど素敵ですね。
ぜひ、参考にしてみてください。
https://v-ism.jp/versailles-yuki/