ロックにこんにちは。みなさんは、ビジュアル系の音楽をいつも楽しんでいますか。
FANATIC◇CRISIS(ファナティック クライシス)は1990年代にポップな音楽性と薄いメイクで、ビジュアル系に新しい風を巻き起こした伝説のバンドです。そして、2005年に解散します。
このバンドのボーカルだった石月努(いしづき つとむ)は現在、何をしているのでしょうか。プロフィールと合わせてご紹介します。
石月努の現在
石月努(いしづき つとむ)は現在、音楽活動をしながらデザイナーとしても活動しています。
石月努
石月努は2012年8月6日から「石月努」の名義で音楽活動を開始します。それまで、音楽活動から遠ざかっていましたが、2011年に起こった東日本大震災が音楽活動再開のきっかけになったといいます。
石月努は2012年の10月17日に1stシングル「I.S. / 銀ノ雨。」をタワーレコード限定でリリースします。そして、12月12日に初のミニアルバム「DROP」を発売します。
そして、2013年1月27日にソロとして初のライブ「TSUTOMU ISHIZUKI the FIRST LIVE 2013 遠い日の約束~たとえ、鬼が笑っても~」を開催して本格的に音楽活動を再開して、6月5日に1stアルバム「プテラノサウルス」をリリースしました。
それから定期的に音源のリリースやライブ公演、ファンクラブでのイベントを開催しながらソロ活動を続けています。
音源を聴いてみましょう。
2017年7月7日に発売された5thアルバム「レーゾンデートルの花束」の表題曲です。ゆったりとしたバラード調の楽曲で派手さはありませんが、石月努の歌のうまさを感じられます。特にサビの声の伸びに注目です。
2018年4月27日に発売された13thシングルです。この楽曲は、他のJ-POPのボーカルユニットグループのような曲調になってます。カッコよさと聴きやすさのバランスも取れていますね。
2013年6月5日に発売された「365の奇跡」です。ロックとポップを上手に融合させています。また、LUNA SEAのRYUICHIのソロ活動時の音楽に似た雰囲気の楽曲になっています。
また、現在のライブはFANATIC◇CRISIS時代に負けないくらいパワフルです。
石月努はバンドを組んでいた経験を活かして、ソロになってもきちんとオーディエンスに楽しんでもらえるようなステージングを心がけています。
石月努の最新情報は以下のサイトで確認できます。
デザイナー
2005年5月14日にFANATIC◇CRISISが解散します。
それから2年後の2007年5月14日に、石月努はジュエリーデザイナーとしての活動をすることを発表します。また、同時期にデザイン会社の「デザイン会社株式会社スケアクロウ・ファクトリー」を立ち上げます。
この会社ではアパレル事業を立ち上げて、ホテルなどの建築に関わるデザインや、プロダクトデザイン、空間デザインやアートといったデザインに関係することを幅広く手掛けていました。ちなみに現在では、会社のサイトは閉鎖されています。
一方で、2020年に建築関係のリノベーションの仕事をしている様子をInstagramに投稿していました。
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そのため、個人で今もデザインの業務は続けていると思われます。
石月努のプロフィール
石月努の基本情報
名前 | 石月努 |
---|---|
担当 | ボーカル |
愛称 | つとむ、つー、つっくん |
本名 | 石附 努(いしづき つとむ) |
生年月日 | 1977年1月8日 |
血液型 | B型 |
身長 | 178cm |
出身地 | 愛知県一宮市 |
性格 | 信念がある |
好きなもの | サバ缶 |
嫌いなもの | 情報なし |
所属事務所 | ムーンサポーターズ? |
家族構成 | 4歳年下の弟がいる |
影響を受けたアーティスト | ポジティブになれるパンク系のバンド |
石月努(いしづき つとむ)は元FANATIC◇CRISIS(ファナティック クライシス)のボーカリストでリーダーを務めていました。
また、作詞作曲も手がけており、バンド内には石月努の作品も多いです。現在は、音楽活動をしながらデザイナーとしても活動しています。
また、石月努は愛知県の一宮市出身で、血液型はB型、身長は178cmです。本名は石附 努(いしづき つとむ)で、漢字が異なります。生年月日は1977年1月8日で、現在の年齢は46歳です。
石月努は「ツアー中にステージから落下」「喉を痛めて声が出ない」というハプニングに遭遇しても1度も公演を休止しなかったというほど、高いプロ意識と強い信念を持っている人物です。
石月努のSNS情報
石月努はTwitter、Instagramをやっています。Twitterではプライベートと音楽活動に関する情報の両方を投稿しています。一方で、Instagramは自撮りの投稿が多いです。
また、FANATIC◇CRISISの公式サイトや当時のブログはすでに閉鎖されています。
バンド経歴
- J’AXIL(名前不明)
- FANATIC◇CRISIS(石月努)
石月努のバンドの経歴はこのようになっています。
生い立ちから加入まで
石月努は愛知県の一宮市出身です。実家は田んぼが立ち並ぶような自然が豊かな場所にあります。
父親は獣医師だったので、石月努は裕福な家庭で育ちます。ちなみに父親は現在、80歳を超えているのですが、石月努のSNSの投稿をチェックしていて、「誤字脱字が多い」と注意することもあります。
また、石月努は3歳から13歳までバイオリンを習っていて、この時に音楽のセンスを磨きました。
一方で、石月努は学校の授業についていくのは苦労していました。なぜなら、石月努は子どもの頃から目が悪くて黒板が見えなかったのに、メガネをかけなかったからです。また、幼少期から絵を描くのが好きで、毎年何かしらの賞を受賞していました。
そして、中学生になってからは、ゲーム「ドラゴンクエスト」で遊んでいました。「ドラゴンクエスト」に登場するモンスターを勝手に考えて、絵に描いて遊ぶこともありました。
中一の頃、ドラクエのモンスターを勝手に考えて描いていたのを思い出してみたりしてみた。(レコーディング中) pic.twitter.com/W13v8uh2Zz
— 石月 努 Official / STAFF (@ishizukitsutomu) June 20, 2014
そして、石月努は地元の愛知県立起(おこし)工業高等学校に進学します。
記録として残っている石月努の最初のバンドは「J’AXIL(ジャクシル)」です。詳しい活動記録は残っていませんが、名古屋を中心に活動していました。
それから、1992年にボーカルの石月努、ギターの和也(かずや)、ベースのRYUJIで「FANATIC◇CRISIS」を結成します。当初、石月努はギターを弾いていましたが、メンバーの助言によりボーカルへ転向します。
そして、1993年にギターのSHUNと元ドラムのTATSUYAが参入して、名古屋を中心に活動します。
また、1995年に「方向性の違い」を理由に元ドラムのTATSUYAが脱退します。その代わりにメンバーと面識のあった新ドラマーの徹(とおる)が加入しました。そして、1997年にメジャーデビューします。この頃には「ビジュアル系四天王」とも呼ばれます。
そして、「メンバーの方向性の違いやレコード会社との契約期限」が原因で解散します。2005年5月14日に東京ベイNKホールで解散ライブを行いました。
石月努の音楽性
ボーカル
石月努はボーカル担当です。石月努の歌声は時代によって違いますが、最近は他のアーティストに比べてクセのないクリーンボイスで歌っています。
また、音域は一般男性と同じくらいなのですが、中音域の伸びがすごいです。よく、楽曲の序盤では低音を使い、サビでは思い切り伸びのある中音を響かせています。特に、ビブラートをかけたロングトーンの存在感は凄まじく、声量の大きさを感じます。
また、たまにギターを弾くこともあります。
「Memories in White」という楽曲です。
アップテンポで切ないシンセサイザーの音が目立っています。柔らかさと力強さを使い分けている歌声が素敵です。高音を使ってボーカルを目立たせるというテクニックは使っていないませんが、太い声で存在感があります。
作詞作曲
バンド内の楽曲はボーカルの石月努が作詞作曲した作品が多いです。また、歌詞にはカタカナを多用しています。
石月努が作詞作曲した代表曲は「火の鳥」です。
バンドを代表する曲で、炎を感じるようにエネルギッシュです。注目するべきはやはりサビですね。サビのメロディの雰囲気は耳に残ります。ファンの間でも定期的に聴きたくなる曲だと評判です。この曲は和也も作曲に携わっています。
その他、石月努が作詞作曲した代表曲はこちらです。
Maybe true
「Maybe true」は1998年9月23日に発売された10thシングルです。アニメ「LET’S ぬぷぬぷっ」のオープニングテーマでした。とても明るくなれる楽曲で、90年代の王道サウンドを使ったポップソングという感じです。
1999年2月24日発売の5thアルバム「THE.LOST.INNOCENT」に収録されています。
SLEEPER
「SLEEPER」は1997年10月29日発売の6thシングルです。情報番組「サンデージャングル」のエンディングテーマでした。クールでかっこいい系の曲です。この曲も90年代を思い出すようなサウンドメイキングがされています。
1998年3月4日発売の4thアルバム「ONE -one for all-」に収録されています。
SUPER SOUL
「SUPER SOUL」は 1997年8月6日発売の5thシングルです。ドラマ「ギャルボーイ!」のオープニングテーマでした。今聴けば懐メロという感じの雰囲気ですが、当時としては最先端のサウンドアプローチでした。手数の早いギターには耳を奪われます。
この曲は和也も作曲に携わっています。
1998年3月4日発売の4thアルバム「ONE -one for all-」に収録されています。
ダウンコード
「ダウンコード」は2001年10月3日発売の21stシングルです。音楽番組「AX MUSIC-FACTORY」のエンディングテーマでした。週間オリコンチャートでは10位を記録しました。ラブソングですが、J-POPのメロディラインを意識して作られています。
2002年7月10日発売の8thアルバム「5」に収録されています。
鴉<KARASU>
「鴉<KARASU>」は2004年1月9日発売の30thシングルです。ノンタイアップでしたが、疾走感のあるロックソングとなっています。サビの感じはJanne Da Arcにも似ているので、ジャンヌファンにもおすすめです。
2004年7月28日発売の10thアルバム「marvelous+」に収録されています。
石月努のソロ活動
FANATIC◇CRISIS解散後、石月努はデザイナーとして活動しながら、個人で音楽活動をしています。
一方で、FANATIC◇CRISIS在籍中にも、日本赤十字社のテーマソング「evergreen(いのちの唄声)」、俳優の萩野崇(はぎの たかし)のデビューシングル「Real Love/True Love」の作詞作曲をしていました。
また、石月努はFANATIC◇CRISISのメンバーとともに2004年に、氷川きよし、ビリケンと音楽ユニット「CROSS CLOVER」を組んでいました。そこで「evergreen(いのちの唄声)」を歌っています。
また、石月努はカラオケで自分の楽曲を配信しています。カラオケの鉄人、JOYSOUND、DAMといった有名なカラオケの業者で楽曲を聴くことができます。
この楽曲配信の手法は珍しく、楽曲を聴きながらカラオケの練習ができますね。
以下が業者ごとの配信曲です。
カラオケの鉄人
- トーキョーメトロ
- 摩天楼と薔薇と名もなき花に。
- さよならはまだ早い。
- ケセラセラ
- レーゾンデートルの花束
- STARS
- SONGMAN
- ReGeneration【再生】
- 青夏-Seika-
- 大切な君に贈る唄
- LOST
JOYSOUND
- Unknown Super Soul
- 秋桜
- I.S.
- 銀ノ雨。
- DANCE DANCE DANCE
- DROP
- 365の奇跡
- Parade
- RUSTY EMOTION
JOYSOUND
- DROP
- Unknown Super Soul
- DANCE DANCE DANCE
- I.S.
- 銀ノ雨。
- オーロラ
石月努のプライベート
ハント症候群
2005年にFANATIC◇CRISISが解散した後、石月努は「ハント症候群」という病気になっていました。ウイルスの影響で耳に痛みが生じたり、難聴になったりする症状があります。しかし、現在は完治しています。
たしかに音楽活動をする上で致命的な症状です。何はともあれ、回復してよかったですね。
有吉反省会
石月努は2019年6月15日にバラエティ番組「有吉反省会」に出演します。そこで明かされたのは、石月努は20年以上にわたって、サバ缶を主食にしていることです。
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自宅にはサバ缶のストックがたくさんあって、毎日食べているといいます。ストックしているサバ缶にも種類があって、食べ方も日々工夫しています。また、疲れた日には、サバ缶をそのまま開けて食べています。
もしかしたら、あの美声を保っている秘訣はサバ缶なのかもしれませんね。
交友関係
石月努は元SOPHIAのベース、黒柳能生(くろやなぎ よしお)と交流があります。現在、表舞台から遠ざかっている黒柳能生ですが、一緒にご飯に行ったこともあって仲がよさそうですね。
今日はひっさしぶりの、同郷の先輩とご飯しましたよー。#黒柳能生 pic.twitter.com/O6MVebt6ED
— 石月 努 Official / STAFF (@ishizukitsutomu) April 21, 2018
また、女優の藤田弓子(ふじたゆみこ)とは飲み友です。大女優と交流があることに驚いたファンもたくさんいました。
おわたー。実は飲み友の藤田弓子さんとー。 pic.twitter.com/e4p8mtnua7
— 石月 努 Official / STAFF (@ishizukitsutomu) July 23, 2014
石月努の愛用ブランド
石月努は2006年から「Jerry’sGIFT(ジェリーズギフト)」というブランドのデザイナーをやっています。石月努がデザインをしているので、どういったテイストの服が好みなのか、大体の分かりますね。
また、代官山にある「Jerry’sGIFT(ジェリーズギフト)」の実店舗は閉店しましたが、2020年にオンラインストアは復活します。
2020/7/7七夕です。
皆様と直にお会いできないのは非常に残念ですが、ひとつお知らせを用意しました。僕がデザイナーとしてやっていたアパレルブランドJerry’sGIFTがオンラインストア限定で再オープン致します!当時より相当安価でご購入頂けると思います。デザインを売るというコンセプトです。 pic.twitter.com/ci0N8BX1lk— 石月 努 Official / STAFF (@ishizukitsutomu) July 6, 2020
アイテムの雰囲気的に若者向けですが、石月努のファンなら彼の趣味や嗜好をダイレクトに体感できるブランドです。
石月努のすっぴん画像はある?
Googleで「石月努」等で検索すると、石月努のすっぴんが確認できます。すっぴんでも普通にカッコいいです。現在ではほぼすっぴんで活動していますね。
また、マスク姿ですが、Twitterにすっぴんに近い投稿がありました。
インスタライブありがとうございました~。 pic.twitter.com/bHo8Vvl1bU
— 石月 努 Official / STAFF (@ishizukitsutomu) August 23, 2020
また、石月努がFANATIC◇CRISISで活動していた頃の画像を見ると、昔の石月努が確認できます。メイクが濃くて雰囲気も違いますね。昔はがっつりとしたビジュアル系でした。
石月努の恋愛事情について
彼女がいる?結婚は?
さて、最後にファンのみなさんが気になる恋愛事情について調べてみましょう。
ファンの間では2012年頃に一般女性と結婚して、2013年頃に子供が生まれたと言われています。
ただ、一般女性ということもあって公にはされておらず、噂レベルのようです。今後、テレビ番組などでプライベートな一面も公表してくれるといいですね。
まとめ
今回は石月努についてご紹介しました。謎めいている雰囲気ですが、プライベートの情報も意外と開示されています。知れば知るほど素敵ですね。
ぜひ、参考にしてみてください。