ロックにこんにちは。みなさんは、ビジュアル系の音楽をいつも楽しんでいますか。
FANATIC◇CRISIS(ファナティック クライシス)は1990年代にポップな音楽性と薄いメイクで、ビジュアル系に新しい風を巻き起こした伝説のバンドです。そして、2005年に解散しました。
このバンドのギターだったSHUN(シュン)は現在、何をしているのでしょうか。プロフィールと合わせてご紹介します。
SHUNの現在
THE MICRO HEAD 4N’S
SHUNは2011年から「THE MICRO HEAD 4N’S(マイクロヘッドフォンズ)」のメンバーとして活動しています。
THE MICRO HEAD 4N’Sは2011年8月24日に結成されて、2012年6月1日にワンマンライブを開催しました。ファンからは「マイフォ」の愛称で親しまれているバンドです。
メンバーは以下の通りです。メンバーのほとんどが、90年代から活躍しているベテランです。ギターには和也(かずや)もいます。
- ボーカル:AMENO(Ex.iNSOMNiA)
- ギター:kazuya(Ex.FANATIC◇CRISIS)
- ギター、DJ:SHUN(Ex.FANATIC◇CRISIS)
- ベース:ZERO(Ex.D’espairsRay)
- ドラム:TSUKASA(Ex.D’espairsRay)
元メンバー
- 初代ボーカル:Ricky(2011年〜2015年)
- 2代目ボーカル:Nimo(2015年〜2019年)
THE MICRO HEAD 4N’Sはこれまでに音源をリリースしつつ、東名阪のライブハウスを中心に活動しています。
楽曲を聴いてみましょう。
「雷鳴」という楽曲です。バラエティ番組「いらこん」のエンディングテーマになっていました。ビジュアル系のサウンド感が出ている一方で、疾走感もあって独特です。シンセサイザーの音がアクセントになっていて、オリジナリティを出しています。
2013年7月10日に発売された2ndアルバム「REVERBERATIONS」に収録されています。
2014年5月30日発売の1stシングル「EARNEST GAME」です。流行りのキラキラサウンドですが、安定感があって技術力の高さを感じます。
「Nocturne」という楽曲です。シンプルな曲の構成で聴きやすいです。素朴な感じが楽曲の魅力を引き出しています。2016年7月6日に発売された1stミニアルバム「星空ニカケル声」に収録されています。
もし、最新情報が気になる場合は以下のサイトを見てみてください。
SHUNのプロフィール
SHUNの基本情報
名前 | SHUN |
---|---|
担当 | ギター |
愛称 | SHUN、よっくん、よっさん |
本名 | 瀬木 義貴(せぎ よしき) |
生年月日 | 1974年4月21日 |
血液型 | O型 |
身長 | 174cm |
出身地 | 岐阜県白鳥町(現:郡上市) |
性格 | 昔は頑固だった |
好きなもの | サムギョプサルなど |
嫌いなもの | 情報なし |
所属事務所 | 株式会社マッシブワン? |
家族構成 | 姉と弟がいる |
影響を受けたアーティスト | 情報なし |
SHUNは元FANATIC◇CRISIS(ファナティック クライシス)のギタリスト、作曲担当で、現在はTHE MICRO HEAD 4N’Sで活動中です。岐阜県の白鳥町(現:郡上市)出身で、血液型はO型、身長は174cmです。
SHUNの生年月日は1974年4月21日で、現在の年齢は49歳です。本名は瀬木 義貴(せぎ よしき)です。下の名前が「義貴(よしき)」なため、ファンから「よっくん」「よっさん」と呼ばれることもあります。
ちなみに、XJAPANのYOSHIKIと混同しないために、弟の名前を借りて「SHUN」と名乗っています。
また、FANATIC◇CRISISとして活動していた頃は、我が強くて頑固な性格でしたが、現在はとても謙虚になったとインタビューで語っています。
SHUNのSNS情報
SHUNはTwitter、Instagram、Facebookをやっています。おすすめはInstagramです。自撮りもたくさん公開していますが、アイドルの自撮りと違って、渋くて色気が出ています。大人のオトコという感じです。
また、FANATIC◇CRISISの公式サイトや当時のブログはすでに閉鎖されています。
バンド経歴
- Ar-pegé(Shun)
- FANATIC◇CRISIS(SHUN)
- If6 was9(名前不明)
- Monkey&Music Race(名前不明)
- LASTLIP(SHUN)
- THE MICRO HEAD 4N’S(SHUN)
SHUNのバンドの経歴はこのようになっています。
生い立ちから加入まで
SHUNは岐阜県の白鳥町(現在:郡上市)出身です。郡上市(ぐじょうし)は岐阜県の中部に位置していて、周りは山に囲まれています。SHUNの実家も緑に囲まれた自然豊かな場所にあります。
問題 トリ → セミ → カエル さてな〜んだ。
答えは 「実家の部屋から聞こえる声」
↓ pic.twitter.com/qqXBxNlChh— SHUN. TMH4N’S (@SHUNNUSH) August 15, 2018
また、過去に「実家近くは1日に4本しかバスが走っていない」と発言しています。ちなみに、父親は岐阜県でスキーとスノボの教室を開いています。
SHUNは学生時代、スポーツ万能で、頭脳明晰という完璧人間でした。しかし、一方で、グレていたこともあって両親とよく衝突していました。
特にSHUNが中学2年生の頃はかなり荒れていて、家の窓ガラスは常に割れていたといいます。全てに対して不満を感じて非行に走っていました。それで家出をするのですが、親は助けに来ませんでした。
結局、1週間後に公園で学校の先生から保護されます。その一件もあって、中学2年生から一人暮らしを初めて、バイトをして下宿代を払っていました。
SHUNは中学卒業後、高校に進学します。この頃はモヒカンの髪型でした。当時のSHUNは「ロックはモヒカン」という考えがあったといいます。
一方で、スポーツ用品店でバイトをしていましたが、店長から「髪型を直せ」と言われても、SHUNは「自分はパンクですから」と答えていました。結局、その答えは通じず、バイトはクビになりました。
SHUNは結局、高校を退学して、住んでいたアパートも引き払ってホームレスになります。ホームレスをしながら、別のバイトをしていました。そして、「DIE-ZW3E(ディザイ)」というバンドのローディー(裏方業務)をします。
その後、「Ar-pegé(アルページ)」というバンドを組みます。
一方、1992年にボーカルの石月努(いしづきつとむ)、ギターの和也(かずや)、ベースのRYUJIで「FANATIC◇CRISIS」が結成されます。
1993年にShunと元ドラムのTATSUYAがFANATIC◇CRISISに加入して、名古屋を中心に活動していました。1995年に「方向性の違い」を理由に元ドラムのTATSUYAが脱退します。
その代わりにメンバーと面識のあった新ドラマーの徹(とおる)が加入しました。そして、1997年にメジャーデビューします。この頃には「ビジュアル系四天王」とも呼ばれます。
そして、「方向性の違いやレコード会社との契約期限」が原因で解散をします。2005年5月14日に東京ベイNKホールで解散ライブを行いました。
SHUNの音楽性
ギター
SHUNはギター担当です。FANATIC◇CRISISのサウンドの中核を担っています。テクニカルというよりは、バンド全体でグルーブ感を作り出すのが上手ですね。トガってなくてマイルドなサウンドがオーディエンスの心に突き刺さります。
こちらは「Maybe true」というFANATIC◇CRISISの代表曲です。SHUNのギターの弾き方はいかにも激しいロックミュージシャンという感じですが、サウンドはポップで、「これがポップなビジュアル系の元祖」と思えるステージングをしています。
使用ギターや機材
- ESP(ギター)
- Marshall(アンプ)
SHUNは「ESP」というブランドのギターを愛用しています。他にもコレクションがありますが、Twitterなどで公開されているギターには「ESP」が多いです。
こちらはSHUNのTwitterで公開されていた「ESP M-ⅡSL7」です。
作曲
SHUNは作曲をしていますが、バンド内の楽曲はボーカルの石月努が作詞作曲した作品が多いです。
SHUNが作曲した代表曲は「Truth」です。
幻想的な楽曲で、最初の前奏はX JAPANのバラードともまた違った幻想さがあります。そして、王道のビジュアル系サウンドに切り替わります。ポップ路線とはまた違う雰囲気も素敵ですね。
その他、SHUNが作曲した代表曲はこちらです。
ジェラシー
「ジェラシー」は1999年1月1日に発売された11thシングルです。バラエティ番組「NIJU」のエンディングテーマでした。ダンスロックな楽曲で、ライブではかなり盛り上がります。クセになるリズムが聞きどころです。
この曲は石月努とSHUNが作曲しています。
1999年2月24日発売の5thアルバム「THE.LOST.INNOCENT」に収録されています。
月の花
「月の花」は1996年7月5日発売の3rdシングルです。まだメジャーデビューする前の楽曲で、楽曲の雰囲気も違います。楽器陣は少しキメの細かいテクニカルなフレーズを曲中に入れています。
SHUNのソロ活動
SHUNはFANATIC◇CRISISとして活動していた頃から、ソロ活動を始めています。
個人活動
SHUNは2002年に、映像監督に挑戦して、RYUJI主演の映画「アニキ」を自主制作します。また、FANATIC◇CRISISがファンクラブ限定イベントでデモテープのみを販売した「アンデス山脈の種馬」という楽曲のPVを作って、監督も務めます。
SHUNはFANATIC◇CRISIS解散後、2005年にアニメ「パパとKISS IN THE DARK」にて声優に挑戦します。また、コメディ舞台など役者業も行います。
Monkey&Music Race
SHUNは「Monkey&Music Race(モンキーアンドミュージックレース)」を2006年に結成して2011年5月まで活動します。
メンバーは以下の通りです。
- ボーカル:KENT
- ギター:SHUN.(Ex.FANATIC◇CRISIS)
- ベース:長谷卓哉
- ドラム:TSUNE89
すでに活動記録や音源は残っていませんが、EMO、FUNK、LOUD、PUNK、HIPHOPなど幅広い音楽のジャンルを混ぜたミクスチャーバンドでした。
LASTLIP
SHUNは2011年に「LASTLIP(ラストリップ)」を結成します。メンバーは以下の通りです。
- ボーカル:歩(Ex.the Riotts.)
- ギター:kazuya(Ex.FANATIC◇CRISIS)
- ギター:SHUN.(Ex.FANATIC◇CRISIS)
メンバーにはギターの和也がいます。
新宿RUIDO K4でワンマンライブを開催していましたが、2011年内に解散してしまいます。その後、THE MICRO HEAD 4N’Sで活動することになるのでした。
SHUNのプライベート
事故
SHUNはFANATIC◇CRISISとして活動していた時代にバラエティ番組「笑っていいとも」に出演します。その時に4歳の頃、自転車で「誰が速く走れるか」という競争して遊んでいた思い出を語っていました。
SHUNは自転車競争で遊んでいた時、踏切で電車に跳ねられます。すぐ後のことは覚えていませんが、すぐに回復して数ヶ月後には普通の生活ができるようになりました。
それで、笑っていいともではこのエピソードをもとに、お題「電車にはねられたことある人」で会場アンケートを取ったところ、100人中に1人いたのです。
いろいろな奇跡が重なって起こったエピソードですね。
ホームレス
SHUNは高校中退後、バンドをやるために名古屋に引っ越します。バイトで生活費を稼ぎながらバンドを続けていましたが、音楽活動にお金がかなりかかっていました。
そして、家賃か機材で迷ったあげく機材購入を選び、アパートから退室してしまいます。当時は「家賃は無駄な出費」という考えがありました。そして、公園で寝泊りしてバイトや音楽活動に励んでいました。
SHUNは公園で暮らしていた頃、ガチなホームレスのおじさんとちょっとした縄張り争いになる一方で、段ボールで家の作り方を教えてもらったりしました。
結局2年間ほど、ホームレス生活をしていましたが、SHUNは全然みじめだと思わず、「ROCK」と本気で思っていました。根がポジティブな人間なのが分かりますね。
交友関係
SHUNは元PIERROTで現Alvino所属のギタリスト、潤(じゅん)と仲がいいです。ふたりともお酒が飲めないのですが、その代わりにご飯をよく一緒に食べています。
そっか、潤クンも飲めなかったよね。飲めない会作ろうぜ。w RT @ALvinoJUN: ほんと冷たいビール喰らいたいわー。俺も呑めないけど( ´ ▽ ` )ノ こんど呑めない同士で冷たいもんでも食べに行こう(笑) RT @SHUNNUSH: いや、おっさんだから仕方ないよwこん
— SHUN. TMH4N’S (@SHUNNUSH) July 6, 2013
また、PENICILLINの千聖(ちさと)とは一緒にライブに行ったり、グルメ情報を交換したりする仲です。以前、SHUNは千聖から音源ももらっていました。
千聖さんに #Crack6 #カナリア 頂きました。
3曲ともライブ感溢れるロックな曲!!
こんなロックな曲には酒しかないでしょ!
ということでワイン飲みながら聞いてます! pic.twitter.com/GL6rZbC6iO— SHUN. TMH4N’S (@SHUNNUSH) July 1, 2019
SHUNの愛用ブランド
ファンの間でSHUNは「samourai(サムライ)」の香水「アランドロン」を愛用していると言われています。フワッと爽やかな香りで、2010年頃、10代の若者の間でブームになりました。
SHUNのすっぴん画像はある?
Twitterにすっぴんに近い投稿がありました。SHUN(右)は普段からロックな感じでカッコいいですね。
本日はスナック司ONLINE見に来てくれた皆さんありがとうございました!
また罰ゲーム怖かったです。
次は8月12日ご来店お待ちしてます! pic.twitter.com/GCCuPMlUFK— SHUN. TMH4N’S (@SHUNNUSH) July 26, 2020
また、SHUNがFANATIC◇CRISISで活動していた頃の画像を見ると、昔のSHUNが確認できます。メイクが濃くて雰囲気も違いますね。
SHUNの恋愛事情について
彼女がいる?結婚は?
さて、最後にファンのみなさんが気になる恋愛事情について調べてみましょう。SHUNの恋愛に関する確かな情報はありません。
しかしながら、SHUNは90年代からバンドマンとして活躍しており、結婚しててもおかしくない年齢です。
ひょっとしたらトップシークレットなのかもしれませんね。
まとめ
今回はSHUNについてご紹介しました。謎めいている雰囲気ですが、プライベートの情報も意外と開示されています。知れば知るほど素敵ですね。
ぜひ、参考にしてみてください。